今月の農業人

都心の若者を巻き込み 農業を盛り上げたい

如来寺  服部周さん (28)

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就農から7年。

父の後を継ぎ、専業農家として農業を担う周さん。今年1月に農業法人として株式会社フォーシーズンを立ち上げ、4人の従業員と新たなスタートを切りました。

就農前は農業にまったく興味がなかったという周さんですが、「稲の成長を見るのが楽しみ。やった分だけ返ってくる、収穫の達成感は最高です」と今では農業の良さを実感しています。
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農業を教えてくれた父・安英さんが今年から従業員となり、人を動かす難しさを感じているといいます。

そんな父・安英さんは、フォーシーズンのロゴを考案したり、ウェブサイトの準備を進めるなど、陰ながら支えてくれています。
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法人を立ち上げ、代表としてプレッシャーと責任を感じているそうですが、集落からの期待にも応えたいと今後の構想を考えています。

「田舎暮らしに憧れているような都心の若者に農業を体験してもらいたい。都心と田舎をつなぐ農業の受け口となりたい」と話す周さん。
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就農してからは冬場、スノーボードのインストラクターをしている関係で、都心の若者と交流することがあります。
その中で「田んぼや稲を間近で見てみたい」「米がどう育っていくのか興味がある」「農業をやってみたい」などの声を聞き、農業への関心の高さを感じたといいます。

今後は立ち上げた法人を入り口として、都心の若者を中里に呼び農業を盛り上げていきたいと考えています。
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「まずはつながりを大切に、試行錯誤しながら前に進みたい。今後はネット販売にも力を入れていきたい」

そう話す、フォーシーズンの代表となった周さんの今後の活動から目が離せません。
                                           2018.6月号

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