今月の農業人

女子サッカー×農業  挫折からの想いを力に・・・

FC越後妻有 髙橋咲希さん(23)

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埼玉県から十日町へ移住してきた、髙橋咲希さん。FC越後妻有の3人目のメンバーです。

学童保育で大勢が遊べるサッカーを楽しんだのがきっかけで、6年生の頃にサッカーを始めました。


中学生になると女子サッカー部が無かった為、放課後は近くにある女子のクラブチームで3年間サッカーを続け都内の高校へ進学。
ようやく女子サッカー部に入ることができた咲希さんですが、挫折を味わい高校2年生の時に部活を辞めてしまいます。


私立の大学に進み哲学を学ぶ日々・・・転機が訪れたのは大学3年生の時でした。

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小学生の頃所属していた少年サッカーチームで子ども達にサッカーを教えたいとの気持ちから、コーチとしてまたサッカーを始めました。


FC越後妻有に入るきっかけとなったのは、父・文雄さんの出身だった十日町に女子サッカーのチームが開設されると友人から聞いたことでした。


以前から大地の芸術祭やスキーなど子どもの頃から親しみがあった十日町。


咲希さんは2018年大地の芸術祭の公式サイトでFC越後妻有によるサッカー教室を開催していることを知り参加を決めました。

そこで、FC越後妻有の具体的な活動内容や自分でも入団が可能なことを知り2019年8月に入団、この地へと移住してきました。

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現在はFC越後妻有に入り、3人のメンバーで充実した毎日を送っています。

「町中に直売所があったり、畑で作った野菜やお米を自分で食べるという一連の流れが都会にいると体験しにくいという事、『生きることは食べること』ということが密に繋がっているということが凄く実感できます」

「一度サッカーをやめ挫折を味わった経験を活かし、同じような経験をした人に頑張ればできるという諦めない姿を伝えていきたいです」

挫折を乗り越え、前向きに走り続ける咲希さんを応援しています。



                                     2020.広報誌とかちゃん2月号掲載 

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