今月の農業人

四季を感じて 農を育む

㈱穂の里十日町
井ノ川 剛さん (48)

 実家が農家で、子供のころから農業の手伝いをしていた剛さん。
農業は当たり前にそこにあるもので、家族で協力しながら農作業をする両親を見てきました。
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現在も両親は現役です。「まだまだ元気だけど、いずれは自分が農業を継がないと」という想いが常にあった剛さん。昨年、農機具を扱う仕事から㈱穂の里十日町に就農し、実家の1町歩の田んぼも手伝いながら農業一色の日々がスタートしました。

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法人の田んぼは46町歩。仲間と分担しながら田植え・管理・収穫を行います。
この日は田植え作業の真っ最中で、剛さんは農機具を扱っていた経験を活かし、効率よく作業を行っていました。



「自然の中で、仲間と一緒に四季を感じながら仕事をすることは気持ちいいですね。作業する田んぼの数も多いけど、田んぼにまっすぐ苗を植えたのをみると達成感があります。農業は気候に左右されたり、その時の状況に合わせて作業をすることは大変だけど、それがまたおもしろいです」と、農業一色になったことで改めて農業の魅力とやりがいを感じています。

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そんな剛さんの休日の過ごし方は4歳と2歳の子どもたちと遊ぶこと。
公園で自転車の練習をしたり、一緒に遊んだりと、お家ではよきお父さんです。


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「1年を通して、がんばった成果が見れる収穫の時期が一番うれしいです。
家族や食べた人が『おいしい』と笑顔になってくれるように、品質の良い米を作って届けたい」と話す剛さんは今日も自然の中で農業を楽しんでいます。

                                 広報誌とかちゃん 2022.7月号掲載

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