梅雨明け間近ですが、まだまだ何かとうっとうしい季節です。
今年も豪雨による災害が発生し、尊い人命が失われてしまいました。
ご冥福をお祈りすると共に、一日も早い復旧復興を願っています。
時折のぞく日差しも強いので、本当に蒸し暑い日もありますね。
梅雨時期の雨は大事なのですが、早く梅雨明けしないかと思うのは私だけでしょうか。
さて、皆さん、天気予報では梅雨明け後暑い日が続くようです。
ただでさえ汗ばんでくるこの季節、日中に草刈りや肥料散布などきつい作業が続きますが、一日にどれくらい汗をかくのか、考えたとはありますか?
今日は、ずいぶんと汗をかいたな。と、思うことも多いですよね。
私の経験を言いますと、産業用無人ヘリの農薬散布時に、1日の体重変化が気になったことがあり、帰宅時の体重を量ったところ約3キロ減っていました。
農薬散布は朝早く、作業開始は5時、終了は大方10時から11時です。早朝は涼しいですが7時を過ぎると暑くなります。つまり、4~5時間で3kg減は、時間あたり0.8kg以上体重が減ることになります。
当然水分補給も行っており、少なくても2リットルは飲んでいました。
水分補給分を考慮すると、単純に考えて、時間あたり1リットルの汗をかいていることになりますね。
汗をかくと、汗と一緒に体内の塩分やミネラル分も出るため、水の他に塩分補給も重要となってきますね。
最近のスポーツでは体重の
1%汗として水分が失われると、パフォーマンスの低下が徐々に始まる
2%を失うと、自覚症状はなくても動きが鈍くなってくる
3-4%を失うと、自他ともにパフォーマンスの低下や疲れが認識される
5%以上を失うと、吐き気やめないなどが生じ意識障害が起こることもある
私の場合、当時70kgほどだったので3kgは4%に当たります。自分でも疲れたと思いました。
適度な休憩と水分補給が必要です。
デスクワーク等、普段あまり汗をかかない人が屋外作業をするときは、こまめな水分補給だけでなく日陰など涼しいところで休むことも大事です。
また、喉が渇いたといって一時に大量の水を飲むのは良くないと言われています。
飲んだ水分は、体に吸収されるまでに時間がかかりますので、我慢せずに喉が乾いたと感じる前に水分補給を行う事が大切です。
水分不足・熱中症にならないよう、ご注意ください。