9月に入り秋らしい陽気となってきましたが、なかなか晴れが続かず、大根・白菜畑の耕耘・畝立てができずに種まきが遅れている方もおられると思います。
振り返ると、早い梅雨明け後高温が続いていましたが、8月10日頃から雨の日が多く、また、気温もやや低い状態が続いています。
8月3日のブログでは「暑さに負けない米作り」と題して投稿していましたが、前回のブログでは「お盆前から続く秋雨の影響がなければと思う日々です。」となっています。
秋雨前線の停滞で、西日本で豪雨災害が発生したことは記憶に新しいことと思います。
この豪雨災害で、農作物・農地・農業施設の被害は130億円とも言われており、早い復興を願うばかりです。
さて、十日町市でも稲刈りが始まり、7日に当JAの米の初検査が行われました。
(写真は昨年の川西検査場)
検査品種は、うるち米の「こしいぶき」と酒米の「五百万石」「たかね錦」で、まだ検査は少ないのですが、7月下旬~8月上旬の高温の影響は余り見られませんが、一部カメムシの被害が出ています。
全般に、品質としては良いと考えています。
今回検査の早生種の収穫量は、昨年より落ちると想定している人もいるようですが、話を聞くと、「昨年は、早生種が大豊作だったのでそれに比べると落ちる。」とのことでした。
主力のコシヒカリは、15日前後から刈り取りが始まります。
この秋雨が早く終わり、稲刈りが順調に進むことを願っています。
昨年、一昨年と倒伏と軟弱な田んぼに悩まされましたから。
次回は、米の検査結果をお伝えしたいと思います。