先日は、最高気温が30℃近い日があり、畑の白菜・大根がくたっとなってしまいましたが、昨日からの雨で生き生きと復活していました。
しばらくぐずついた天気が続くようです。体調を崩さないよう、ご注意ください。
さて、昨日10月12日に農林水産省は、9月25日現在の全国の令和3年産水稲の作付面積及び予想収穫量を公表し、全国の予想収穫量700万2千トンで作況指数100の平年並みとしました。
一般的に言われている作況指数は、地域別の標準収穫量に対して当年産の予想収穫量の比率を示すもので、平年並み(99~101)やや良(102~105)良(106以上)やや不良(98~95)不良(94以下)と幅を持たせた表現となっています。
全国作況指数は、その年の主食用米作付面積と標準収穫量で求められます。令和3年産の場合、1ポイントは7万トンとなります。
農林水産省 hpより
全国では、最高は北海道で108、最低は熊本県の94で、新潟県は96のやや不良となっています。
北陸4県で見ても、新潟県が低いのが分かります。
北陸農政局 hpより
県内で見ても、上越が平年並みの他はやや不良となっています。
北陸農政局 hpより
新潟県の調査は、篩い目1.85mmを使用しています。
実際の篩い目1.90mmとわずか0.05mmの違いですが、本年のように登熟期の日照不足では小粒傾向となり、統計と実収量の乖離が大きくなります。
実感では、作況指数92と感じる方が多いと思います。