昨日から、久しぶりの雪模様です。
予報によれば、明日(8日)以降1週間ほど気温の高い日が続くようで、雪解けも進むようですね。
気になる雪解けは、3月1日の十日町アメダス(小泉)データでは積雪210センチほどでしたので、ざっくりとした計算(3月は3センチ、4月が5センチの減少)では4月24日前後でした。
標高の低い地区では平年並みのようで、一安心と言ったところですね。
春作業の準備でいろいろ取りそろえている時期と思いますが、気になるのが価格の上昇です。
現在、一昨年来の原油価格の高騰を受け、肥料農薬を始めハウス資材等様々な製品価格が値上がりしています。当JAは、皆様から予約いただいた肥料・農薬は予約価格でお届けします。
この価格上昇は、コロナ禍の影響から世界規模で生産の遅延や海上輸送の停滞、いち早い米国・中国の経済活性化による需要の拡大が要因です。全ての原材料が、供給不足から価格の高騰をまねいています。
困ったことに、ロシアのウクライナ侵攻は供給不足に拍車をかけると市場は反応していて、混乱は当分続くと思われます。
また、輸入に依存している大豆、小麦、トウモロコシも価格上昇が始まっていて、麺類、食用油等々の食品の値上げも話題となっています。
やはり、過度の輸入依存は国民の生活を脅かす脅威となることが図らずも実証されようとしています。
過去からJAグループが発信してきた「食糧安全保障」が、全国民の共通認識となることを願ってやみません。
終わりに、1日も早いロシアの撤退とウクライナに平和が戻ることを切に願うと共に、コロナ感染症も、ワクチン接種と治療薬の開発で収束することも合わせて願っています。