皆様におかれましては、ご健勝のことと存じ上げます。
3月に入り気温が高い日が続いていますね。
12日の日曜の午後、我が家から東を見たら、黄色く曇っていました。(恐ろしい)
花粉症の方にとっては嫌な季節です。(私もその一人、早く終わってくれ~)
今年の積雪は平年より少なく、今月の気温も高いことから、雪解けは早くなり低標高地では3月中の消雪が予想されます。
春の訪れはすぐそこ、と言えますね。
さて、タイトルの「古くて新しいもの?」・・何なの、と思いますよね。
実は、JA内部の文書回覧に回覧板を使っているのですが、下の写真を見てください。
何年間使っている?
大切に使ってきていますね。物持ちの良さ=経費削減意識ですよ。
何時のものか不明なのですが、ほのぼのとした情景と、昭和30年代の農作業の様子がうかがえます。
親子なのでしょうか。
子供さんは就学前と思われますね。
思い返すと、田畑や山は仕事場であり、また、子供の遊び場でした。
春秋の繁忙期は一家総出が当たり前で、私の小中学校時代は「田植え休み」がとれましたし、秋は学校が終えてから手刈りをした稲束を架場(はざば・かけば)に上った父親に投げ渡すのが私の受け持ちでした。
月明かりを頼りに手伝ったのを覚えています。
思わず感慨にふけってしまいました。
ご存じのこととは思いますが、回覧板は回覧文書を次々に回してゆく古くからの情報伝達手段ですね。JAでは、確認印を押してから次に回しています。
時間はかかりますが、確実に伝える方法として今後も残ってゆくものと考えます。
でも世の中DX(デジタルトランスフォーメーション)を目指し、ペーパーレスを推進しています。いずれか判子文化からの脱却が来るのか?電子判子となるのか?回覧板も電子化されるのでしょうかね。